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PATA日本支部新春講演会・懇親会の開催報告
PATA日本支部の新春講演会及び懇親会が、1月22日(木)、PATA日本支部会員でもあるホテルグランドパレスにおいて開催されました。約80名を越える旅行業界関係者の方々にご参加頂いた講演会では、国土交通省の金澤観光部長をお迎えし、「ビジット・ジャパン・キャンペーン」を軸とした日本政府としての観光促進政策を中心に、世界に冠たる観光立国としての今後の日本の将来を見据えた海外からの観光客誘致について非常に興味深い講演を頂き、参加者の方々からも好評を得ました。
また、金澤観光部長の講演に続いては、本年4月に開催される第53回PATA年次総会の概要と開催地となる済州島(チェジュ島)の魅力について、韓国観光公社の申 喜秀日本支社長よりご説明頂きました。本講演会及び懇親会は、PATA日本支部と韓国支部が初めて共催で開催したもので、「この会の開催成功を通じて今後はさらに中国支部などとも連携し、各支部との新たな活動についても繋げていきたい。」と当支部の石榑会長から挨拶がありました。続いて金澤観光部長による乾杯のご挨拶から始まった懇親会においては、田端旅行振興課長もご出席され、参加者の間で活発な情報交換が行われました。会員の方々から今後もこのような機会を定期的に設けて欲しいとの要望が多数寄せられましたので、事務局では定期的に懇親会、懇談会等を企画していきたいと思います。なお、金澤観光部長の講演資料をご希望の方は、事務局までお問い合わせ下さい。
(Tel: 03-5367-3320 e-mail: info@patajapan.com)
PATA日本支部理事会報告
上記講演会、懇親会に先立ち、同じく1月22日(木)、午後3時より本年度第3回目のPATA日本支部理事会を開催いたしました。代理を含め12名の理事にご参加頂いた本理事会では、以下の議題について報告、ディスカッションが行われました。
1. PATA済州島(Jeju) 総会(2003年4月18日〜22日)における記者会見
- 昨年度のPATA年次総会(バリ)においてプレス・コンファレンスを開催し、VJCに関する事業内容を発表と共に、今後は日本が訪日旅行者数を増加させるべく尽力していくという態度をPATA関連主要メディアに対して表明。日本から年次総会に参加した支部会員にも同席頂き、専門分野の質疑に対してご回答頂いた。
- 本プレス・コンファレンスは好評を博し、海外メディアのVJCに対する高い関心も確認したので、本年の年次総会においても、VJC及び日本の観光促進に関する観点から、海外主要メディアに対しての記者会見を開催することとなった。会場の手配、スケジュールの調整を事務局で行うこととする。
2.PATA韓国支部総会(済州島)関連事項
- PATA済州島(Jeju)総会直前に開催されるPATA韓国支部総会(4/17-4/19)には、韓国支部会員だけではなく、世界のPATA会員約500名が参加する予定。
- 韓国支部総会のプログラムの一つとして、日本・中国・韓国支部共催「ツーリズム・フォーラム」が開催されることになっており、本フォーラムにおいては、日中韓共同観光促進政府間協定を受けPATA各支部間レベルでも共同で何かを行おうとの議論が予想される。本フォーラムへの日本からの代表として国際観光振興機構からの参加をお願いし、これに了承された。
3.PATAトラベルマート2004(タイ)関連事項
- 本年年9月22日から24日まで、タイのバンコックで開催されるPATAトラベルマートに対し、日本支部からバイヤー/セラーの推薦を行う事となった。
4.支部会長・事務局から以下の件について報告があった。
- )会計進捗報告
- )Webサイトの活用状況
- )今後の活動
- 月例会の開催 → メンバーシップの拡大
- VJCとの共催事業
- PATA韓国支部・中国支部との共同行事
- PATA本部CEOの来日に併せての行事
- 外国人旅行客誘致による視察・報告会の開催
鳥インフルエンザへの対応について
各方面で懸念が広がりつつある高病原性鳥インフルエンザは、海外での報道においては日本も当該国として明記されており、「ひとごと」ではない状態です。PATA本部では、各支部に対し、本件ついて事実に基づいた以下のような情報提供を徹底するよう呼びかけております。
- 一般的なインフルエンザと違い、鳥インフルエンザはヒトからヒトへの感染はせず、鳥インフルエンザウイルスに感染したトリと直接接触することにより感染します。
- 食品としての鳥類を食べることによってヒトが感染をした例はありません。
- 鳥インフルエンザウイルスに感染したトリと直接接触しない限り、感染が報告された地域を訪れても感染の危険はありません。
- 旅行者への感染の危険性はほとんどありません。世界保健機関(WHO)は、これまで鳥インフルエンザと関係する旅行勧告を出していません。
済州島(チェジュ島)での第53回PATA年次総会の最新情報
- 4月18日に済州(チェジュ)・ワールドカップ・スタジアムで開催される第53回PATA年次総会の公式歓迎レセプションには各国からのPATA会員のみならず、郷土色溢れるのカラフルな衣装に身をまとった20、000人を超える島民が参加し花を添えます。レセプションでの各種の催しの模様は韓国のTV局によって全国に放送される予定です。
- 総会閉会式においては、CNNインターナショナルのニュース監修、論説、編集責任者のクリス・クラマー氏の基調講演が予定されております。
- 今回総会参加者へは、関連航空会社よりディスカウントチケットが提供されます。
大韓航空は、成田―済州島の直行便を運航しており、75%のディスカウント航空券を提供。予約の際にPATA総会に参加の旨をお伝え下さい。
日本航空は日本(羽田発を含む)―ソウルまたは釜山までの50%のディスカウント航空券を提供しております。予約・発券方法については、支部事務局までお問い合わせ下さい。
サイレント・オークションへの賞品提供のお願い
韓国済州島(チェジュ島)にて行なわれる第53回PATA年次総会において、例年開催されている「サイレント・オークション」を開催いたします。1991年にバリ島での第40回PATA年次総会で開催されて以来、このオークションは年次総会において欠かすことのできないイベントとなっており、オークションの収益はPATA地域の民間ツーリズム・プロジェクトにおける環境保護事業、文化遺産保存事業、教育慈善事業などに寄付されます。提供商品は、最低価格US$300以上となっており、ホテルの宿泊券、航空券をはじめ、工芸品や絵画、陶器からユニークな品物まで様々です。提供賞品は、総会期間中5日間、提供者の企業・団体名のクレジット共に多くの人々が訪れる会議場内に展示されており、PR効果も絶大です。PATA日本支部としても提供賞品を検討中です。会員の皆様で、本サイレント・オークションに賞品提供をご希望の場合は、以下の担当者までご連絡下さい。
(Mr. Tongchan Srinava (tel: (66-2)658-2000
ext. 115; fax: (66-2)658-2010; e-mail: aye@pata.th.com).
国際観光振興機構(JNTO)主催インバウンド旅行振興フォーラム・交流会の報告
去る2月5日(木)、午後3時より、新高輪プリンスホテルにおいて、JNTO主催による「インバウンド旅行振興フォーラム・交流会」が開催され、400名以上の業界関係者が参加しました。向山JNTO理事長の貴重講演に続いて行われたパネルディスカッションでは、「海外から見たインバウンド旅行振興」というタイトルで各国のJNTO観光宣伝事務所長達による熱い議論が繰り広げられました。詳細は、次号でご報告させて頂きます。
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