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2009年度PATA日本支部総会報告
去る6月25日(木)、ANA本社会議室にて2009年度PATA日本支部総会が開催されました。新年度の事業計画と合わせて新役員の選出が行われた結果、石槫信孝会長(日本航空顧問)は顧問に就任、トラベルジャーナルの鏑木清隆常務取締役が新会長に就任しました。また、西頼正次副会長(全日空[NH]営業本部長付参与)も顧問に就任頂いた他、ロイヤルホテルの川越一取締役社長、JATA(日本旅行業協会)の米谷寛美次長・総合企画部長、全日空の西村透営業推進本部担当部長、日本航空インターナショナル旅客営業本部の田所俊彦部長が副会長に選出されました。 総会に引き続き開催された懇親会では、PATA日本支部会長を8年務めた石槫会長を送る感謝の会となりました。

総会会場風景 |
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議事進行の石槫会長と古関事務局長 |
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鏑木新会長(トラベルジャーナル)挨拶 |
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新会長挨拶 |
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懇親会乾杯の音頭 |
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石槫会長へ花束贈呈 |
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星野リゾート星野会長挨拶 |
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マレーシア観光局バカール支局長挨拶 |
<石槫会長からの退任メッセージ>
長い間お世話になり、皆様の御協力・御支援に感謝致しております。ここ数年、受身であった日本の意見を聞いてもらおうと、意識的に本部活動に積極的に係わってきました。日本に限った意見ではなく、アジア太平洋さらには世界的見地からの発言・行動でないと無視されますので、大所高所な立場から臨んだ結果、Task Force、Executive Committee、さらにはPATA本部会長にさせられてしまいました。そうすると会社・日本とは相当かけ離れた分野に展開し、難しい局面も多々ありましたが、漸く関係者の理解を得られてきたと実感する段階に至りました。それで今回、ライフ・メンバーを授けられたのかと思います。これも年齢制限等就任規定の改定があったからですが、少なくともPATA本部関係者が日本の事も聞いてあげようとの姿勢を見せ始めました。 これだけが小生の貢献だったかと思っております。世界・アジア太平洋地区の一部として日本が存在する事、即ち皆と協力・協調して行かねば孤立してしまう事を充分意識し、徐々に日本の向かいたい方向を示し、各国の協力を得て行かねばならないと思います。鏑木新会長の下、益々のPATA日本支部の繁栄と会員各社の御発展、並びに皆々様の御活躍と御健勝とを祈り上げますと共に、小生としては支部個人会員第一号、又、支部顧問として微力乍らも協力致したく思っておりますので引き続き宜しく御願い申し上げます。
石槫 信孝
<鏑木新会長からの就任メッセージ>
PATA日本支部会員の皆様
前会長・石榑信孝氏の後任として2009年7月1日からPATA日本支部会長を拝命致しました潟gラベルジャーナルの鏑木でございます。漸くわが国も観光立国として歩み始めた今、PATA並びにPATA日本支部の果たすべき役割は今後益々重要となり、とりわけ我が国の観光産業の発展を図る上で、PATA日本支部の存在も更に注目されるべき大きな力になるものと確信しております。観光産業の発展を通じて会員相互の親睦を促進し、会員各社の益々の発展を期して、誠心誠意努めて参る所存でございますので何卒ご指導ご鞭撻の程、宜しくお願い申し上げます。
潟gラベルジャーナル常務取締役C.O.O.
PATA日本支部会長 鏑木清隆
PATA日本支部個人会員制度「Friends of PATA」の御案内
旅行業界における横断的なネットワーク構築及び人材育成と質的向上を目的に、個人会員制「Friends of PATA」を導入することとなりました。対象会員は、旅行業界の次世代を担う若手社員(Young Tourism Professionals:YTP)からシニアの方まで多岐にわたっています。皆さまには、改めて別途御案内状をお送りさせて頂きますので、お知り合いの方、若手社員、退職された方などにご紹介頂ければ幸いです。もちろん、皆さまからの個人的なお申し込みもお待ちしております。
<入会資格>
- 現在、旅行業界及び旅行関連企業・団体にお勤めの方。
- 異動・転職・退職などによりPATA担当ではなくなるが、引き続き旅行業界でのネットワークを活用していきたい方。
- 現在は旅行業界をリタイヤしているが、今後も旅行業界のネットワークを通じて旅行業界の質的向上や人材育成に貢献したり、旧交を温めあう機会を求めている方。
- 将来、旅行業界での就職や活躍の場を探している学生、研修生の方。
<年会費>
- 通信費などの諸費用として3,000円(年間)をお支払い頂きます。入会金はありません。
- 懇親会やレセプションなどの参加につきましては、ユーザーペイ方式となります
新役員体制にて観光庁・JATAを表敬訪問
去る7月9日、新役員体制の会長、副会長にて、観光庁及びJATAを表敬訪問し、PATA日本支部の現状説明を行なうと同時に、御理解・御協力の要請を行なってまいりました。特に、観光庁の本保長官からはPATA入会に関して、前向きに検討してみるとのコメントも頂きました。

JATAにて。
柴田理事長と(左から2番目)。
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観光庁にて。本保長官と(中央)。 |
中国個人観光ビザ適用第一陣訪日。成田空港では歓迎式典を開催
すでに御承知の通り、中国の富裕層を対象にした日本人個人旅行向け観光ビザの解禁により初となる中国人個人観客が7月8日、日本に到着しました。成田空港、関西空港、新千歳空港に到着した第一陣は60人超となります。成田空港では、日本航空が到着する第2旅客ターミナルと全日空が到着する第1旅客ターミナルの到着ロビーで歓迎セレモニーが行なわれ、観光庁の本保長官も中国からの第1陣を出迎えました。7月1日から3日までの個人観光ビザ申請者は190人となっており、旅行業界としては今後、この中国個人旅行者マーケットをどう取り込んでいくかが、新たな訪日中国旅行の拡販の鍵を握ることとなりそうです。(写真提供:JAL 田所様)

本保長官と許総領事 |
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横断幕をバックに到着第一陣の皆さん |
PATAトラベルマートにおけるパンフレット配布について
2009年9月22日〜25日 中国・杭州
第32回目を数えるPATAトラベルマート(PTM)が、本年の9月22日(火・祝祭日)〜25日(金)まで中国の杭州ワールド・トレード・センターにて開催されます。世界各国からのバイヤー/セラー合わせて1,300名以上が参加する本トラベルマートに、PATA日本支部は、今年も「ジャパン・ツーリズム・ブース」を運営し、会員の皆さまのパンフレットなどの配布代行・PR代行を行なって参ります。詳細は追ってお送りさせて頂きますので、お申し込みをお待ちしております。世界観光機関(UNWTO)によると、中国のアウトバウンドは年間4000万人の伸びを見せており、世界の中でも5番目の送り出し国となっております。また、インバウンドも2010年までには1億6千万人を超えると予想されております。 なお、日本支部からは、トップツアー株式会社様とホテルニューオータニ様が自社ブースを出展、(株)JHC様がバイヤーとして御参加されます。
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